補足 ラムポンプ
このラムポンプも、これまで紹介した、クレムソン大学のマニュアルに基づいて製作されたものです。
使用部品も全く同じです。
画像1:全使用部品。
画像2:スイングチェックバルブ(右)と、スプリングチェックバルブ(左)。スイングチェックバルブの中に、フラッパー弁が見えます。
画像3:スイングチェックバルブ(右)と、スプリングチェックバルブ(左)をセットした所。上は、塩ビパイプ用のプライマーと接着剤。
画像4:圧力チャンバー内に入れておく自転車のチューブ。この画像程度、中に空気を入れておきます。圧力チャンバー内の空気は、水に溶けて減っていきます。圧力が高いと、さらに溶けるので、その対策です。これはグッドアイデア。
画像5:塩ビにプライマーを塗っている所。
実は、塩ビ同士を接着するのに使用するプライマーは、初めて知りました。調べてみましたが、国内では、同様の商品を見つけられませんでした。
画像6:接着後、クランプで強制的に押し込んでいます。
画像7:自転車のチューブを内部に入れた後、圧力チャンバーの接着。
画像8:作動原理1:水源からの水が、スイングチェックバルブのフラッパーを通過して出て行きます。
画像9:作動原理2:フラッパーから出て行く水の流速が徐々に早まり、フラッパーを押し上げます。押し上げられ、スイングチェックバルブが閉じられた瞬間、水の行く場所が無くなり、ウォーターハンマー現象が発生します。
行き場所が無くなった水は、スプリングチェックバルブを押し開け、圧力チャンバーへ入り、エアーを圧縮します。
画像10:作動原理3:圧力チャンバー内の圧縮されたエアーは、水を押し返します。スプリングチェックバルブがあるので、水は戻れず、出水パイプを通じて揚水されます。
参照サイトは、instructtables