橿原神宮
広大な敷地、長い参道を歩くにつけ、永い歴史を持つ日本の精神というか、御霊が染み込んで来る感覚(に浸る)。
境内、拝殿、回廊、どれをとっても清楚、清逸で素晴らしい。
橿原の地で即位し、日本建国の祖となった神武天皇を祀るに相応しい地。
表参道・一の鳥居
画像は、「艦船模型のモチベーション」からお借りした。
内拝殿・回廊
画像は、「橿原神宮 クチコミガイド」「奈良とおまけの姫路(1)特別公開の橿原神宮と駆け足の薬師寺へ」から。
橿原神宮は、「日本の右翼の総本山」というか、「日本の保守本流の総本山」と呼ばれる。
九州から東征した神武天皇は、この地で即位。初代天皇となる。
国家としての体を整えた天皇が祀られている地。
日本に生まれた以上、一度は参拝したいと思っていた。
ちなみに、神武天皇以前に、73代くらいあったという説も根強くある。
「竹内文書」では、神武天皇から始まる皇室を「神倭朝(かむやまとちょう)」と呼び、その前に「不合朝(あえずちょう)73代(73代目が神武天皇)」、その前に「上古25代(皇統25代)」、更にその前に「天神7代」があったとされる。
恐ろしく長い歴史を持つ。
この信憑性は別にしても、神武天皇以前に、この国を統べってきた方々はいたと考える方が自然だと思う。
余談だが、大分県竹田市片ケ瀬と、豊後大野市緒方町の中間にある、小富士山(標高457m)山頂には、豊後岡藩・第8代藩主 中川久貞公の墓石がある。
「橿原神宮遥拝所」の石碑(大分県豊後大野市緒方町 小富士山 山頂)
画像と記事の一部は、「ウガヤフキアエズ王朝実在論」を参照。
不可解なことに、この様な山奥の山頂にある中川公の墓石の東側に、「橿原神宮遥拝所」という石碑が存在している。
今では歴史の表舞台とは疎遠のこの辺りも、神武天皇との関りが深いのであろう。