大神神社
奈良県桜井市三輪にある神社。 式内社(名神大社)、大和国一宮、二十二社。旧社格は官幣大社。
大鳥居の向こうに三輪山を見る
画像は「ウィキペディア」から
大神神社 拝殿
画像は「ポジティブオーラ」から
拝殿は、想像以上に派手な造り。 1664年、徳川家綱公により再建される。国重要文化財。 拝殿の先に、三ツ鳥居(みつとりい)が立つ。三輪山と拝殿を区切っている。本殿にかわるものとして神聖視されてきた。
パワースポットとしてバラエティ番組等に取り上げられ、一般にも有名になった。 ミーハーな番組で紹介されると品格を削がれるようだが、それでも、押さえておきたい神社。
日本最古の神社の一つであり、本殿がなく、拝殿から御神体である三輪山を拝するという、原始形態の神祀りの様式をとる貴重な神社。 御神体である三輪山へは、近くの狭井神社で許可を得て入山。
残念だったが今回は時間が無く、御神体の御山(三輪山)に登ることは出来なかった。 余談だが、三輪山に登頂した方々の中には超常的不思議体験をした方が、少なからず存在するようである。
境内は非常に広く、多くの神社がある。 事前に、地図をコピーし、参拝計画を練った方が良いと思う。
主祭神:大物主大神 (おおものぬしのおおかみ)。 大物主神は蛇神であり、水神または雷神としての性格を持ち、稲作豊穣、疫病除け、酒造り(醸造)などの神として篤い信仰を集める。
日本酒の造り酒屋では風習として杉玉を軒先に吊るすことがある。 これは、酒造りの神でもある大物主の神力が古来スギに宿るとされていたためといわれる。