興味の壺

メカデザイン、機器デザイン、プロダクトデザイン、伝統的アーキテクチャー等を紹介します。

脱ソーダストストーブ

今日は、朝から雪。メチャ寒い。
この地で工房を始めた頃は、ケロシンストーブで過ごしていたことが嘘のようです。最近は、寒いだけで気力が萎えます。

所で今年は、遂にソーダストストーブを捨てました。

実は、ソーダストの容器として使っている、ペール缶を利用したインナー缶ですが、知人から、ペール缶よりも一回り大きな缶があるとのオファー。
ただし、本体側板厚が6㎜、底板厚が5㎜もあります。
一生ものです。
考えた末に、頂く事にしました。

この厚みのために、重く、本体からの出し入れは大変。というか、無理。
そのため、ソーダストを燃やすためのカートリッジとして利用することはできません。
一度設置したら、シーズン中は、ほとんどそのまま使用ということになります。

そのため、ソーダスト燃焼を止め、今年からは、通常の薪ストーブとして使用することにしたのです。
燃焼のさせ方自体は、今迄のソーダストストーブと同様です。

以前の底穴は、φ70㎜だったが、今回は、思い切ってφ100㎜にしました。
灰を落とし易くするためです(燃焼に及ぼす影響は、敢えて考えない事にした)。

また、薪の投入口よりインナー缶が高いので、投入口と重なる部分を、大きめに切り取りました。

大層時間が掛かりましたが、ジグソーで切り取りました。
結構切れるものです。

インナー缶底穴φ100㎜の影響で、若干燃え付き難くなったようです。
空気の流速が低下したせいでしょうか?
ただし、「マズイ」と言うほどでもありません。
今回のインナー缶式でもガンガン燃えます。

ソーダストストーブは捨てましたが、「ホンマ製ストーブカマド SKS-510 改良ツインケース式ストーブ」 はお勧めです。